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インコの特徴とは?性格や体のつくり、飼う前に知っておきたいこと

インコの特徴とは? 性格や体のつくり、 飼う前に知っておきたいことのタイトル

インコは身近なペットとして人気のある鳥です。色鮮やかな羽や可愛らしいしぐさ、人とのコミュニケーションを楽しめるところに魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。

一方で、インコはぬいぐるみのように「可愛いだけ」の存在ではありません。鳴き声が大きいと感じることもあれば、接し方や状況によっては噛むこともあります。

また、毎日のお世話や放鳥の時間も必要です。種類や個体によって性格も違うため、必ずしも思い描いた生活ができるとは限りません。

この記事では、インコを初めて飼いたいと思い始めている方に、インコの特徴や性格、体のつくり、飼う前に知っておきたいことを紹介します。

目次

インコはどんな特徴がある鳥?

インコは、オウム目に分類される鳥の仲間です。セキセイインコやオカメインコ、コザクラインコ、サザナミインコ、ウロコインコなどがよく知られています。

ひとことで「インコ」といっても、体の大きさや性格、鳴き声、寿命は種類によってさまざまです。小さくて活発な種類もいれば、比較的おっとりした種類もいます。

人とのコミュニケーションを楽しめる

インコの大きな魅力は、人との関わりを楽しめるところです。

飼い主の声に反応したり、手や肩に乗ったり、名前を呼ぶと近づいてきたりする子もいます。毎日少しずつ関わることで、信頼関係が深まっていくのもインコと暮らす楽しさのひとつです。

ただし、すべてのインコが最初から人になつくわけではありません。警戒心が強い子もいますし、触られるのが苦手な子もいます。インコとの暮らしでは、「なつかせる」というよりも、インコのペースに合わせて「少しずつ仲良くなる」姿勢が大切です。

しぐさや鳴き声で気持ちを表す

インコは、しぐさや鳴き声で気持ちを表します。

うれしいときに鳴いたり、リラックスしているときは羽づくろいをしたりします。また、眠いときには片足を上げてじっとするなど、毎日見ていると、少しずつ感情のようなものがわかってきます。

もちろん、人間のように言葉で気持ちを説明してくれるわけではありません。そのため、普段の様子をよく観察し、「いつもと違うかも」と気づけるようになることも大切です。

種類によって特徴が異なる

インコは種類によって特徴が大きく異なります。

たとえば、セキセイインコは小型で活発な子が多く、ペットとしての人気が高い種類です。オカメインコは名前に「インコ」と付きますが、分類上はオウムの仲間です。穏やかな性格の子も多い一方で、臆病な一面を見せることもあります。

コザクラインコやボタンインコは、飼い主との関係が深まりやすい反面、気が強い面が出ることもあります。サザナミインコは比較的おっとりした印象を持たれることもありますが、もちろん個体差があります。

このように、インコを迎えるときは「インコならどの種類でも同じ」と考えず、種類ごとの特徴を知っておくと安心です。

インコの体のつくりの特徴

青いセキセイインコのメス
インコの体は人間と違う特徴があります

インコには、鳥ならではの体の特徴があります。体のつくりを知っておくと、しぐさの意味やお世話のポイントも理解しやすくなるでしょう。

曲がったくちばしを持っている

インコのくちばしは、先が曲がった形をしています。このくちばしを使って、餌を食べたり、物をかじったり、ケージや止まり木を移動したりします。

インコにとって、くちばしは食事のためだけのものではありません。おもちゃをかじって遊んだり、気になるものを確認したりするためにも使います。

そのため、インコと暮らす場合は、かじられて困るものを放鳥スペースに置かないことが大切です。電気コードや観葉植物、小さな部品などは事故につながることがあるため、注意しましょう。

足を器用に使う

インコのなかには、足を器用に使う子がいます。止まり木にしっかりつかまったり、ケージのなかを移動したりするだけでなく、ときには足で食べ物やおもちゃを持つこともあります。

インコにとって足はとても大切なパーツです。足の健康を守るためには、止まり木の太さや素材にも気を遣わなければなりません。同じ太さの止まり木だけでは足に負担がかかることもあるため、インコの種類や体の大きさに合った環境を用意してあげましょう。

羽づくろいをして体を整える

インコは羽づくろいをして体を清潔に保ちます。くちばしを使って羽を整えたり、体の汚れを取ったりする様子は、インコらしいしぐさのひとつです。

羽づくろいは自然な行動ですが、「同じ場所を執拗に気にしている」「羽を抜いてしまう」「皮膚が見えている」といった場合は注意が必要です。気になる様子が続くときは、鳥類の診療に対応している動物病院に相談しましょう。

インコの性格の特徴

インコの性格は、種類や個体によって大きく異なります。ただ、全体的な傾向としては、好奇心が強く、人との関わりを楽しむ子が多いといえるでしょう。

好奇心が強い子が多い

インコは新しいものに興味を示すことがあります。見慣れないおもちゃを見つめたり、放鳥中に部屋のなかを探検したり、飼い主の動きをじっと観察したりする子もいます。

ただし、好奇心が強いからこそ、事故には注意が必要です。放鳥中は、窓やドアが閉まっているか、危険なものを出しっぱなしにしていないかなど確認しましょう。

人になつくことがある

インコは、人になつくことがある鳥です。手に乗ったり、肩でくつろいだり、飼い主の近くに来たがったりする子もいます。

ただし、なつき方には個体差があります。お迎えしてすぐに手に乗る子もいれば、時間をかけて距離を縮める子もいます。無理に触ろうとすると、怖がったり、噛んだりする原因になることもあります。

インコと仲良くなるには、毎日少しずつ声をかけ、信頼関係を作ることが何より大切です。

さみしがりやな一面もある

インコは、飼い主との関わりを楽しむ一方で、さみしがりやな一面を見せることもあります。

飼い主の姿が見えなくなると呼び鳴きをしたり、かまってほしくて近づいてきたりする子もいます。可愛い反応ではありますが、鳴き声が気になる環境では悩みにつながることもあるでしょう。また、飼い主が気付かぬうちにそばに来ていたことにより、事故につながってしまうケースもあります。

インコを迎える前には、家族構成や住環境、日中の留守番時間なども考えておきましょう。

性格には個体差がある

同じ種類のインコでも、性格は一羽ずつ違います。

活発な子、おっとりした子、慎重な子、甘えん坊な子など、個性はさまざまです。インコを迎えるときは種類ごとの特徴だけでなく、どんな性格の子をお迎えしてもお世話できるかどうかをきちんと考えておく必要があります。

「この種類だから必ずこうなる」と決めつけず、目の前にいるインコの性格をよく知ることが大切です。

インコはしゃべる?鳴き声の特徴

インコといえば「しゃべる鳥」というイメージを持つ方もいるかもしれません。実際に言葉を話たり、音をまねる子はたくさんおり、その愛くるしい姿が人気を集めているのも事実です。

言葉を覚える子もいる

インコのなかには、人の言葉や生活音をまねる子がいます。特に、毎日よく聞く言葉や名前、短いフレーズを覚えることが多くあります。テレビや動画で「おはよう」「可愛い」「だいすき」といった言葉を話すインコを見たことがある方もいるでしょう。

ただし、すべてのインコが言葉を話すわけではありません。たくさん話しかけても、まったくしゃべらない子や音まねをしない子もいます。

「しゃべるインコがほしい」という理由だけで迎えると、思っていた様子と違って戸惑うことがあるかもしれません。おしゃべりはあくまで個性のひとつと考えましょう。

鳴き声で感情を表す

インコは鳴き声で気持ちを表します。うれしいとき、呼びたいとき、警戒しているときなど、さまざまな場面で鳴きます。

鳴き声の大きさや頻度は、種類や個体、生活環境によって異なります。小型のインコだからといって小さい声で鳴くとは限りません。お迎えしてみてから「思ったより声が響く」と感じることも多いでしょう。

集合住宅で飼う場合や、家族に音が苦手な人がいる場合は、鳴き声についても事前に考えておくと安心です。

種類によってインコの特徴は変わる

インコの特徴は種類によって大きく変わります。ここでは、代表的なインコの特徴を簡単に紹介します。

セキセイインコ

セキセイインコ

セキセイインコは、小型で親しみやすいインコとして人気の鳥です。カラーバリエーションが豊富で、青や黄色、緑の羽を持つ子が多くいます。

知名度が高いことから初めてインコを迎える方に選ばれやすい種類ですが、だからといってお世話が簡単というわけではありません。毎日の餌や水の管理、掃除、放鳥、鳴き声、体調チェックなど、他のインコと同様に気を配る必要があります。

オカメインコ

オカメインコ

オカメインコは、頬の丸い模様と冠羽が特徴的な鳥です。名前には「インコ」とありますが、分類上はオウムの仲間です。

比較的穏やかな性格の子が多い一方で、臆病な面を見せることもあります。特に、びっくりすると暴れてしまう「オカメパニック」には注意が必要です。

体がセキセイインコより大きいため、ケージや放鳥スペースも余裕を持って考えましょう。

コザクラインコ・ボタンインコ

コザクラインコとボタンインコ

コザクラインコやボタンインコは、ラブバードとも呼ばれる鳥たちです。飼い主やパートナーとの結びつきが強くなる子が多く、愛情たっぷりに接してくれる姿にメロメロになる方もいます。

一方で、気が強い面が出ることもあり、接し方には注意が必要です。見た目の可愛らしさだけでなく、性格の傾向も知ったうえで検討しましょう。

サザナミインコ

サザナミインコ

サザナミインコは、比較的落ち着いた印象を持たれやすい鳥です。独特の動きや姿勢が可愛らしく、近年人気が高まっています。

ただし、大人しさや鳴き声の穏やかさには個体差があります。「静かそう」「飼いやすそう」というイメージだけで判断せず、必要なお世話や飼育環境を確認しておきましょう。

ウロコインコ

ウロコインコ

ウロコインコは、表情豊かで愛嬌たっぷりな印象を持たれることが多い鳥です。とても賢く、知能が人間の幼児並みとたとえられています。

ただし、噛む力が強いため、接し方やしつけには気を配る必要があります。迎える前には、性格や鳴き声、飼育環境についてよく調べておきましょう。

インコと暮らす前に知っておきたいこと

ノーマルのオカメインコ
お迎えする前にインコが自宅で暮らす様子をイメージしてみましょう

インコは魅力の多い鳥ですが、掃除や餌やりを毎日行い、コミュニケーションを図るなど、知っておくべきことがいくつかあります。

毎日のお世話が必要

インコのお世話には、餌や水の交換、ケージ掃除、体調チェックが毎日必要です。

餌や水の鮮度には注意が必要で、1日に何回も交換が必要となるケースがあります。フンが溜まると衛生状態が悪くなるため、こまめな掃除も必須です。また、餌の減り方、フンの状態、動き方、鳴き方など、日々の変化を見ることも大切です。

忙しい日が続くときでも、最低限のお世話を続けられるかどうかを考えておきましょう。

放鳥やコミュニケーションの時間が必要

インコは、ケージのなかだけで一生を過ごすわけではありません。放鳥して運動させたり、話しかけたりするなどコミュニケーションの時間がとても大切です。

部屋のなかには窓やドア、電気コード、観葉植物、水場など危険なものがたくさんあります。放鳥中は絶対にインコから目を離さず、安全に過ごせる環境を整えましょう。ながらスマホやテレビなどに集中しすぎるのは危険です。

また、インコとのコミュニケーションは非常に大切です。様子を見守ったり声をかけたりするのはもちろん、手に乗るトレーニングなど無理のない範囲で関わりあう時間を持ち、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。

鳴き声や羽・脂粉への配慮が必要

インコと暮らすと、鳴き声や羽、脂粉が気になることがあります。

鳴き声は種類や個体によって差がありますが、自宅外まで聞こえる声量で元気よく鳴く子もいます。また、羽や脂粉は掃除の手間だけでなく、家族の健康にも影響をおよぼす可能性があります。部屋の環境や家族の体質に応じて、お互い快適に過ごせる環境づくりが必要になるでしょう。

寿命が長く、長期的なお世話が必要

インコは、種類によっては長く一緒に暮らすことになる鳥です。最近ではSNSなどで、20歳以上のインコも見かけるようになりました。

「可愛いから」「家族が欲しがったから」という理由だけで迎えると、あとになってお世話の負担や問題が生じる可能性が高まります。数年先、十数年先の暮らしも想像しながら、ずっと一緒に暮らしていけるかどうかを考えることが大切です。

鳥を診られる動物病院を探しておくと安心

インコを迎える前に、鳥類の診療に対応している動物病院を探しておくと安心です。

犬や猫を診る動物病院は多くても、鳥の診療に対応している病院は限られています。いざというときに困らないために、あらかじめ自宅から通える範囲の病院を確認しておくことをおすすめします。

インコは初心者でも飼える?

インコは、動物と暮らした経験のない初心者でもお迎えできるペットです。実際に、初めてのペットとしてインコを選ぶ人もいます。

ただし、「初心者でも飼える」と「簡単に飼える」は同じではありません。

インコには、毎日のお世話や掃除、放鳥、温度管理、体調チェックが必要です。鳴き声や噛み癖、発情、病気などに悩むこともあります。

大切なのはインコの特徴を知り、「いまの自分の生活に合っているか」「インコの生活に合わせていけるか」をしっかりと考えることです。インコの可愛さだけでなく、必要なお世話や注意点も理解したうえで迎えれば、一緒に暮らす時間をより幸せな時間にできるでしょう。

インコの特徴を知ることが、お迎え準備の第一歩

インコは、色鮮やかな羽や可愛らしいしぐさ、人とのコミュニケーションを楽しめる魅力をもった鳥です。曲がったくちばしや器用な足、羽づくろいなど、体のつくりにも特徴があります。

また、好奇心が強い子、人になつきやすい子、慎重な子など、性格はさまざまです。鳴き声で気持ちを表したり、毎日のお世話や放鳥の時間が必要だったりする点も、インコらしい特徴のひとつといえます。

インコを迎えたいと思ったら、まずは特徴を知り、自分や家族の暮らしに合うか考えることから始めてみましょう。

この記事を書いた人

プロフアイコン

サザナミインコのちゃちゃまるの飼い主
バードライフ アドバイザー3級


オカメインコやセキセイインコの飼育経験あり
初めてインコをお迎えする方に向けて、
インコたちの魅力やお世話の方法
暮らしの中で気づいたことなどを発信しています


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